昨日のW杯はドイツがイングランドに圧勝しました。しかし、すっきりしませんね。
2-1でドイツリードの場面でイングランドのランパード選手がはなったループシュートがバーに当たってゴールの中に入り、バウンドしてキーパーのところへボールが戻りキャッチしました。これがノーゴール。ありえないですね・・・。
イングランドの選手やサポーターはやりきれないでしょう。あそこで同点になっていれば流れはどちらに傾いたかわかりませんから。
その後のアルゼンチン対メキシコ戦でも、アルゼンチンの1点目は確実にオフサイドです。同じ日に、明らかな誤診が2件も続きました。選手やファンにとっては人生をかけた試合でこのような結果になって失望しているでしょう。
しかし、プロでも間違いはあります。自分がもし、社会保険の手続きでミスをしてしまったら・・・そうならないようにすることが大前提ですが、人間である以上、ミスが起きる可能性はあります。そうなってしまったら、後の対応が最も大事ではと思います。ミスを認め、ミスの原因を究明し、二度と同じミスを起こさないようにする、そして何よりお客様に誠実な態度で誤ることが重要だと思います。
今回のW杯で大きなミスジャッジをしてしまった審判本人も辛いでしょう。ミスを素直に認め、後の対応を誠実に取ることが何より求められると思います。先日メジャーリーグの試合で、最後の1人で審判がミスジャッジをしてしまったためにノーヒットノーランが駄目になった選手がしました。審判は自分のミスジャッジを認め謝罪しました。その翌日、ノーヒットノーランを潰された選手が、試合前の挨拶時にその審判のところへ歩み寄り、ミスを責めずに和解しました。審判はその瞬間、泣いていました。いろいろな重圧とプレッシャーの中で、被害者が自分を許してくれたことに感激したのでしょう。責めることは簡単ですが、許すことは勇気と忍耐が必要です。
ミスが起きてしまったら・・・ごまかさずに、とにかく誠実に対応するとともに再発防止に努めたいですね。
あおいマネジメントサービス
代表 森崎 和敏
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