厚生労働省から、平成22年「労働安全衛生基本調査」の結果が公表されました。
「労働安全衛生基本調査」は、安全衛生管理体制や安全衛生教育などの実態を明らかにする「事業所調査」と、労働者の安全衛生意識などを調べる「労働者調査」からなり、「事業所調査」は10人以上の常用労働者がいる事業所から約12,000事業所を、「労働者調査」は調査対象事業所の労働者から約19,000人を、それぞれ抽出して行っています。
調査は5年ごとの実施で、今回の実施期間は「事業所調査」「労働者調査」ともに平成22年11月1日~11月20日です。
1. リスクアセスメントの実施状況
・リスクアセスメントを実施している事業所は33.8%(平成17年20.4%)
2. 労働安全衛生マネジメントシステムの導入状況
・労働安全衛生マネジメントシステムを導入している事業所は7.0%
3. 長時間労働者がいた事業所の割合および面接指導などの実施状況
・1か月あたり100時間を超える労働者がいた事業所は6.0%
・医師による面接指導などを実施した事業所は7.4%
4. メンタルヘルス上の理由により休業または退職した労働者(新規調査項目)
・メンタルヘルス上の理由で連続1か月以上休業・退職した労働者がいる事業所は7.3%
5. 労働災害防止に対する労働者の意識
・事業所の労働災害防止対策に関心のある労働者は69.1%(平成17年73.7%)
6. ヒヤリ・ハット体験の有無
・現在の職場でヒヤリ・ハット体験をした労働者は40.5%(平成17年62.0%)
詳細はこちら⇒厚生労働省平成22年労働安全衛生基本調査結果
あおいマネジメントサービス
長谷川 裕代
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