新年あけましておめでとうございます。
平素は格別のご引き立てをいただき、誠にありがとうございます。
本年もあおいマネジメントサービスをよろしくお願い申し上げます。
さて、昨年は2008年8月のリーマンショックに端を発した大不況の影響で失業者の増加、賃金カット、就職率低下と暗いニュースが多く飛び交いました。また、長年続いた自民党政権から民主党政権への転換、新たな政治改革、新型インフルエンザの流行など1年間の中で多くの出来事がありました。昨年後半からは景況指数が徐々に回復し始め、不況が底をついたと言われていますが、企業の経営者にとっては決して予断を許す状況ではありません。
しかし、昨年来ブログでもお伝えしている通り外部環境が悪い時は企業体質を強化するチャンスです。これだけの不況の中で存続できる企業体質を作れば、今後景気が回復していく中で安定した事業運営が図れます。
今年は昨年よりも景気が回復することが見込まれていますが、景気回復を待つのではなく、いつ景気が回復しても良いような企業の体質作りと体力作りの時期だと考えます。スポーツ選手もシーズン前は体作りをして本シーズンに備えます。具体的には、企業の基盤を強化するために、「財務内容」、「人員体制」、「業務内容」、「業務プロセス」などの整理と改善、「コンプライアンス(法令遵守)体制」の強化など実施できることは沢山あります。特に不景気の間は政府が雇用に関して敏感になり、労働者を守るための法律改正や監査の徹底などがおこなわれる(実際、本年4月に労働基準法が改正される)ため、対策が必要です。
この機会に是非企業体質の強化にチャレンジして下さい。もちろん当事務所でお手伝いできる部分はサポートさせていただきます。
多くの企業が体質強化に成功し、ますます発展することを祈念して新年の挨拶とさせていただきます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
2010年1月1日
あおいマネジメントサービス
代表 森崎和敏