こんにちは!
突然ですが皆さん行動分析学ってご存知ですか?
私はよくら知らなかったのですが、最近本で触れる機会がありました。
その中では、人が行動を継続できないのは「行動が具体的でないから、行動を起こす動機づけが足りないから」という事が書いてありました。
例えば「痩せる!」という目標を設定したとします。
この表現では何をどうすればこの目標を達成した事になるかわからないので、行動目標としては不適切です。
そこで、「3ヶ月で5キロ痩せる!」と表現を変える。今度は誰からみても具体的で明確です。
但し、何もしないでやせる事はないので何か痩せる為の行動が必要です。
そこで、「毎日運動する!」ことにしました。
しかし、これも「運動する!」だけでは何をどうすればいいか明確でないから実行できない。
目標も行動も、まずはそれが明瞭具体的で測定可能でなければならないそうです。
そこで、「毎日3キロ走る!」に表現を変えてみます。
今度は測定できる。測定できれば行動したかしてないかが誰がみても明確にわかります。
さらに、人が行動を継続するためには行動を継続した後に望ましい結果が得られたという体験が大切なんだそうです。
行動しても、望ましい結果が得られなければ、例えよい行動であったとしてもその人はその行動をやめてしまう。
ダイエットで言えば「毎日3キロ走る!」事によって、体重が1週間で実際に0.5キロ減った!という望ましい結果が得られる事。
その為には、例えば、減った実感を効果的にする為に、体重の推移をグラフで視覚化してやる気を引き出すなどの工夫が大切などと紹介されていました。
なかなか面白いですよね!
言われてみると成る程確かにと思います。
当たり前に実践できている方も多いかもしれませんが、何をやっても続かない3日坊主の私には思い当たる節が大変多いお話でした。
言うは易く行うは難しですが、最近自分がへぇ〜、ほほぅと勉強になった事、ご紹介させて頂きました。
以上、今週のブログ担当杉井でした。