今週のブログ当番の梅原です。
FinTech(フィンテック)という言葉はご存知でしょうか?
Finance(ファイナンス)とTechnology(テクノロジー)を合体させた造語です。
具体的にはインターネットバンキングのデータを会計データとして取り込む技術です。
従来は通帳を記帳し、その通帳を見ながら1行1行仕訳を入力するという
作業でしたが、この技術を使えば瞬時に仕訳が入力できるというものです。
簿記の知識がなくても仕訳が入力でき、入力作業の時間が大幅に削減できる
と期待されています。私も実際に関与先様へご提案させて頂き導入をしてみま
した。結果は「入力作業が楽になった」という感想を頂きましたが、「全自動
というわけにはいかないんですね」という声も多かったです。インターネットバンキングの
摘要欄から仕訳を推測する仕組みのため、摘要欄に小切手番号しかない場合や
不特定多数の人から1回限りの入金がある場合には、経理担当者がその都度入力
しなくてはなりません。技術は進歩しましたが、現状では「全自動」とまでいか
ないようです。全自動とまではいかないものの、入力作業は楽になるケースが多い
ので、導入をご検討の際はご一報下さい。