全国の大学や短大に、キャリア教育が義務づけられることになりました。
大学生の就職内定率が就職氷河期以来の落ち込みを記録するなか、文部科学省が大学生の「就業力向上5か年計画」の柱として実施することを公表しました。4月以降に先進事例を集め、各大学に周知し、2011年の春から正式に導入する予定です。
ここでいうキャリア教育とは、社会的・職業的自立のために必要な知識、技能、態度を身につけ育成する教育をいいます。同省は、全国の大学と短大に対して、このキャリア教育をカリキュラムに含めるように求める方針です。
私は、お客様から「最近の若手は忍耐力がない」「若手が何を考えているのかわからない」「休日出勤を断る」「飲み会に来ない」といったような悩みを耳にすることがしばしばあります。労働者の保護が進んできたため、それぞれの個性を尊重し、集団行動を強制できない風潮にあるため、管理職や経営者は若手の扱いに苦労していることが見受けられます。そういった意味でも、このようなキャリア教育は意義のあるものだと感じます。明確な目的の基、方向性をはっきりとしてキャリア教育に取り組んでいただきたいと思います。
あおいマネジメントサービス
代表 森崎和敏
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